パンドラの夜

ARTERY VEIN パンドラの夜歌詞
1.パンドラの夜

作詞:濱田智之
作曲:濱田智之

風が唄う 碧い旋律(うた) ほら 君に聴こえている?
迷わないで 明日(あす)はもう すぐ側に…

人気のない夕闇が迫れば 朱く影を染める 街並みに

進む道を一人捜す今を 何度繰り返す日々を過ごす

ただ守りたいと 願う心 いつだって
閉じかけてた 扉の向こうに あるはずの答えを 今…

その瞳(め)の中 宿る視線 たとえまだ 揺れていても
忘れないで どんな時も 君は1人じゃないよ
風が唄う 碧い旋律(うた) ほら 君に聴こえている?
迷わないで 明日(あす)はもう すぐ側に… パンドラの夜

滲む足音が遠く聞こえた まるで昨日の痛みのように

その細い腕に かかえきれない想いを
繋いでいた 儚い光に 囚われたままでも いい…

降り始めた 雨に抱かれ 流す涙の数だけ
わかり合える 許し合える 人は誰もが罪人(つみびと)
眠れない 夜にさえ 潜(ひそ)む 温もり求めて
哀しいほど 名前呼ぶ声だけが 響いていたね

その瞳(め)の中 宿る視線 たとえまだ 揺れていても
忘れないで どんな時も 君は1人じゃないよ
風が唄う 碧い旋律(うた) ほら 君に聴こえている?
迷わないで 明日(あす)はもう すぐ側に… パンドラの夜


2.ただ一つの物語

作詞:濱田智之
作曲:濱田智之

朝露に移る涙は すぐそばに眠る 未来

白く霞む地平線 街並みが 明けゆく空に
散りばめた想いの欠片 解き放つ

可憐に揺れる キミの香りの中
彷徨う明日に さよならを許した

病葉は 落ちる運命と 幻想に触れた 未来

あの場所から始まった ただ一度の物語は
永遠に響く光が 降りそそぐ

儚く脆い 大切な人だと
気付いた瞬間 巡り会う奇跡に

傷つく心 怖がらないで もう
信じられれば 変わるはず 何かが

可憐に揺れる キミの香りの中
彷徨う明日(あす)に さよならを許した